秋の足音

店舗建設中の敷地西側、店舗の土間テラス付近から撮影した写真です。白い花を咲かせている蕎麦畑の先に、久し振りに頭を出してくれた常念岳が見えます。まだまだ夏の雲です。北アルプスから雲が湧きたっています。
店舗の建設は順調に進んでおり、仕上げ工事が始まる段階まで進んできました、。外部では左官職人さんが手塗りで丁寧に外壁を塗り始めて下さっていますし、内部では大工さんがクロスを貼る壁の下地となる石膏ボードをほぼ貼り終えて下さっています。これからは、ほとんどが作り付けとなる家具類の造作を始めて下さる様子です。10月中にはほぼ出来上がることでしょう。
家ならすぐに引っ越し準備ですが、店舗ですので、行政の検査を終えてから、機器搬入・据え付けを行い、竣工検査、保健所の現場確認と続きます。飲食店許可だけではなく、独立した厨房に対して食品の製造業許可も頂くことがポイントになります。飲食店営業許可だけだとテイクアウトとしてしか食品の販売ができませんが、製造業許可があるので、例えば、道の駅に製品を置いて販売することも可能です。そこまでする予定はありませんが、通販で販売することは視野に置いております。
長く続いた仮暮らしも漸く終わりが見えて来ました。一時は諦めかけた移住&店舗開業が迫って来ました。ホッとしたのか、一気に疲労が湧いて来ていますが、床やクロス等の選定、肉を卸して頂ける飯田市本社の会社さまとの交渉など、一日に何人もの方々とのお約束も賜っています。
来週はクラフトビールをご提供いただくキリンビールさまのご紹介により卸酒販店さまともご相談するなどの交渉に加えて、元勤めていた会社の先輩も安曇野にお運び頂けるようです。最近は夫婦双方の先輩方がちょくちょく訪ねて来て下さり、旧交を温めることができています。嬉しい限りです。
腕が上がったと喜んでいたパン作りが壁に当たったりもしておりますが、パンやケーキも作りなれてきました。忙しい9月を過ぎれば、またまた米国の伯母さんが来日してくれそうです。母が亡くなったので、姉妹で唯一生き残っている長女である伯母さんには、これからも訪ねて欲しいなと願っていますが、この移住関係では随分と心配を掛けてしまったので、申し訳ない思いでしたので、店を見て貰えることが楽しみです。
今回もご一読誠に有難うございました。

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