とうもろこしジェラート

最近は毎日のようにジェラートの試作を行っています。色々なフルーツがどんどん出てくるんです。その度に、どう扱えば良いのか考えて、更に出来上がったジェラートを食べて、砂糖やフルーツの割合等を微調整し、満足いけば、レシピとして残す作業です。なかなか地味ですが、食材の特徴によって作り方を変えないと、満足いく味にはなりません。
例えば、脂肪分の多いナッツ系は生クリームの量を減らす。マンゴのようなすごく甘い材料なら、甘味の少ない砂糖の配合量を増やす。味の薄いフルーツなら、牛乳成分を入れると味がボケるのでソルベにする。
さて、今日は朝早くから新潟県に近い信濃町に行ってきました。朝採れのとうもろこしの調達です!
どんなとうもろこしがジェラートに適しているかを試すと共に、来年とうもろこしを調達する農園さんをを開拓するためです。
長野県のとうもろこし産地としては、ここ信濃町、原村、開田高原が名産地だそうです。数年前開田高原で食べたとうもろこしジェラートを超える味を作りたいと無謀なことを考えています。日本中何十軒ものジェラート屋さんで食べた我々。3軒の店しか満足していません。開田高原のとうもろこしジェラートはその1軒です。
野菜っぽい味のとうもろこし、フルーツっぽい味のとうもろこし、それは多分フルーツっぽい味のとうもろこしの方がジェラートに合うかなと考えながら、試食しています。砂糖には面白い砂糖があって、果糖という砂糖があります。冷えると甘味が増すのです。果糖の多い品種が合うかなとか考えて、冷やして食べてみたりもします。
さて、蒸かして調理したら、ジェラート作ってみなくちゃ。来年の夏ご提供できる品種と味を徹底的に試します。
そうそう、土地の確保と設計は一向に決まりません。もっとお金があればな...でも、頑張ります。
ご一読有難うございました。

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