ハンドピックがこれほど重要とは思わなかった。
自家焙煎と謳うからにはとアマゾンのプライムセールで手に入れた中国製の焙煎機で練習を始めたことは先日ご報告しました。本当はお店で使うつもりでいる最新鋭の焙煎機でやりたかったんだけど、匂いが凄すぎるようなので、都会のマンションでは無理と諦めました。それに、焙煎機の性能以外にも、学ぶことがある筈と...
焙煎で最も大切なことはハンドピックだと思いました。病気の豆、割れた豆、未成熟な豆などなど、産地でもやってはいますが、よほど高級な豆でないと、選別は甘いです。これを選別して取り除くことで雑味を無くします。ハンドピックせずに飲んでみたら、その不味いこと。臭みが凄かったです。
生豆時点でも、割れているとか、色がおかしいとかある程度選別してから焙煎します。特に、豆が虫に食われていたりする場合は、焙煎後だと分かりにくいです。焙煎後は更に本格的にハンドピックします。分かりやすいのは焦げた豆やこんがり焼けていない豆。表は大丈夫でも裏返したら焦げていたり。
夏場に水出しで淹れるのが好きなモカジャバはインドネシアのアラビカ種とモカイルガチェフで試していますが、どちらも20%程度は捨てることになります。正直に言うと100%満足するような豆は半分程度しかない。それでは勿体ないし、価格的にもお客さまにお出しできるようにならない。妥協できる豆は残します。ハンドピックの割合を上げれば、味は上がるのでしょうね。それに凄く時間が掛かります。スローライフってことでしょうか。ちゃんとやろ!
アイスコーヒーを苦手な人もいると思います。私もそうです。胃が弱いので、喫茶店で不通に出てくるものは、少し飲むだけで胃が荒れるので飲まないのです。夏でもホット!
でも、水出しで余り焙煎度の高くない豆で淹れると美味しく頂けます。アイスコーヒー嫌いの人も大丈夫だと思います。是非お試しを。我が家ではこんなポットで常温で淹れてから冷やします。
スロードリップブリューワーハリオ雫|コーヒー関連|耐熱ガラスのHARIO(ハリオ)
写真は名高いブルーマウンテンになれなかったちょっと高度の低いお隣のジャマイカ産ハイマウンテンコーヒー。ホットで飲むのに大好きな浅煎り寄りの中煎り。初めての焙煎でした。これからも色々な豆を試しつつ、カフェでご提供できる味と価格を目指します。
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