山笑う

朝までで雪は止んで、すぐに快晴になりました。こちらに来て一週間、初めて歩きに出かけました。コロナ禍で落ちた体力を回復しないと、山に行けません。今なら燕岳でも登れないでしょう。暮らしている和田野のヴィラから歩いて有名な大出の吊り橋まで行こうと歩いていると、そんなところで何してるの?という声が後ろからしました。こちらで仲良くなったお友達のH美ちゃんでした。車を運転してて見つけてくれたらしい。まぁ、狭い村ですから。去年の9月以来だったからか、立ったまま随分と長話をしてしまいました。
白馬は桜もまだチラホラ咲です。道すがらはまだ蕗の薹とかカタクリの花。雪解けしたばかりに出てくるものしか生えてませんが、色々芽吹きだしてはいます。
ず~と見えてはいるのですが、白馬三山は、やはりここ大出の吊り橋からが絵になりますね。暮らしているヴィラの辺りだと近すぎるのです。面白いなと思ったのは、どこの家もメインの窓を西側に設けています。白馬の眺望をメインに家を建てているのですね。安曇野もそうで、常念山脈が見える西側に眺望を取れるように立てている家が多いです。
我々も遥か遠くの北側に見える白馬に拘らずに、近くに見える常念山脈が見える土地が良いのかなとも思いました。常念がおらが町の山ですから。歩いていても土地のことを考えてしまいました。
ご一読有難うございました。

コメント