カンパーニュ

カンパーニュを焼こうと思ってから、なかなか上手くいかない。
色々読んだのですが、しっかり捏ねましょうと書いてあったので、頑張って捏ねたら、気泡の無い食パンみたいなカンパーニュになりました。捏ねたらダメと書いてあったので、混ぜるだけで焼いたら、気泡は開きましたが、歯触りが固いカンパーニュになりました。
クープという焼く前の切れ目が開かないので、手で開いたり、油を塗ったりすれば良いと書いてあったので、やったのですが、どうにも変な形になってしまう。
やっと分かりましたよ。捏ねるのではなく、何度も延ばしたり畳んだりすることで生地を作ると気泡もあって軽いパンになる。焼く前に最後に形を整える時に生地に張りを持たせるとクープは自然に開く。また、そのクープがしっかり入ってないと、形が変になるばかりか、気泡も入らない。
あと、小麦粉と言っても、フランスパンは準強力粉という粉を使うのですが、これもまた凄い種類がある。
やっと美味しいパン屋さんの味になってきたような...不思議なことに、ちゃんと焼けていると、小麦粉臭さも感じない。もちろん、パン屋さんを開く訳ではないのですが、美味しいカンパーニュで無いと、美味しいクロックムッシュが作れません。自分でも食べたいし。
今週はスチコンというオーブンみたいな業務用機械の実習に行くので、それで焼いたら更にどうなるかを試そうと思って、集中的に特訓しました。
ご一読誠に有難うございました。

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